nerumae

ほぼねるまえに更新してます 読んだ本/聴いた音楽/マラソンみたいに続けていきたいふつうの日記

弱いということ

晴れ。


職場の別部署で小さなトラブルがちらほら多発している。
たとえば、携帯を持ちこむこと。
過度な化粧をすること。
群れること。だれかをハブにすること。


ほんとうに持ち込みたかったのだろうか、それとも人とちょっと違うことをしてハクをつけたいのだろうか、
不安でさみしいからなのだろうか、気持ちが弱いからなのだろうか。

たぶん当事者に訊いても明確な答えは返ってこない。
なぜならもし自分で理由を言語化することができていたら、そんなことをしていないだろうから。



読んでる

おもしろいし読みやすいけどえぐい。
実際に今も起こっている話なんだろう。
 

スマホ脳、逃げ恥婚で島津亜矢

小雨。
さいきんどうも読書をしていても目が文章をすべる、内容が頭に入ってこない、人の名前が出てこない、
すわ認知症か加齢か、と思っていたら、私と同じような症状の人が増えているとtwitterのタイムライン上で見る。
原因はスマホの見すぎらしい。


というわけで、図書館で「スマホ脳」を読んだ。


いわく、フェイスブックの「イイネ!」、twitterの「♡」がついているのを発見したとき、脳にドーパミンが発生している。
この報酬刺激はドラッグよりも依存性が強く、わたしたちの脳をスマホから離れられなくする。
スクリーンに釘付けになった結果得られるものは、運動機能の低下、記憶力の低下、不安や気分障害の誘引。
フェイスブックの「イイネ!」のアイデアを作った人が「最高のものを作ったと思うが、実装したことを後悔している」と言ったとか。
アインシュタインみたいなこと言ってんな。


そういえば20代の頃これとよく似た症状があったなあと思ったらmixiだ。
あしあとが嬉しくて、確認するために四六時中ログインしていた。承認欲求廃人を自覚していた。
ZOZOTOWNみたいなショッピングアプリのタイムセールやクーポンの赤文字も似たような報酬刺激作用があるんだろう。


とりあえず、読書は長い趣味にしたいので、DMやメッセージをのぞいてtwitterはじめスマホアプリの通知はあらかたオフにした。ホーム画面にバッジも付けない。
寝室にスマホを持ち込むのもよくないらしい。目覚まし時計買うか。ゆくゆくはSNSフェイドアウトできれば。




そう思って1日twitterを開かずに帰宅した夕方、

思わず島津亜矢のようなこぶしのきいた唸り声をあげてしまった。
やっぱりtwitterやめるのは無理だなー。

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