山登り十句 笹笛のきばを生やして山わらべ センセイをからかうように花びらは 蕨とるぜんまいをとる生きている 万緑がきたとふるえる山桜 たらの芽に我を忘れて思春期は 蔦よ見よまつすぐな子の凱旋を 子どもらにちぎられるまま笹ゆれる 吾子らゆく山のいた…
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