デトロイト・メタル・シティ 1〜8
友人に借りて読んだ漫画。
ざくっとあらすじ
主人公・根岸恵一はカヒミ・カリィやカジヒデキなどのスウエデッシュ・ポップに憧れ上京、いつかおしゃれなシンガソングライターとしてデビューを夢見る男子。
しかし夢とは裏腹に、デスメタルの落とし子「ヨハネ・クラウザー2世」として人気を博していくのだが…
良くも悪くも「理想と現実の皮肉とギャップ」をシンプルに笑うだけのギャグ漫画で、よくこのテーマだけで10巻もたせたなと思ってたのだけど、読んでみたらどっこいなかなかおもしろい。
特に富士の樹海で行われたデスメタルの祭典「サタニック・エンペラー」で見せた
「音楽は 人を殺れる」のセリフはなんか良かった。
ここらへんがこの漫画をギャグ漫画というくくりだけで語れない何かにしたのかも。
ドラム西田くんやベース和田くんのスピンオフストーリーイマイチ面白くないなーと思ってたら後にちゃんと伏線で生きてくるのですごい。
あと2巻どうやって手に入れよう…
デトロイト・メタル・シティの映画版は松雪泰子のファッキンクレイジー社長役だけで星5つです。