柔道の「効果」が2008年でなくなってて浦島太郎感
抹茶です。
水曜、柔道の日。
約10年振りに練習に参加するけど、とりあえず小学生にはまだ負けてない。
というかどのタイミングで技を出せばいいか、バランスを取ればいいか、身体が自然と動く。
この10年ほぼ動いてない(ほとんどPC前)のに、体幹はしっかり残ってるんだなあと感動。
その代わり三半規管とか基礎体力はほとんど0に戻ってるらしく、前転後転でキモチ悪くなる。
柔道の「効果」廃止、北京五輪後から適用 - スポーツニュース : nikkansports.com
前回の「スーパー一本」の新設にもびっくりしたけど、「効果」が廃止されていることにもビックリ。
2008年にはなくなってるってことはもう6年にもなるのか。
上の記事では理由は「柔道の魅力がなくなる」としているけど、たぶん審判の労力の問題もある。
柔道が国際競技になってルールをより客観的に定義しなければいけなくなった場合、柔道の決まり手の判断も、より誰の目にもわかりやすいものにしなければいけない。
現時点の「一本」「技あり」「有効」は、(審判員としての共通のジャッジ基準はあれど)審判それぞれの経験と主観に基づく判断が主で、しかも角度によってジャッジが変わることもしばしば。
だから主審だけでなく、副審が対角線上に2人いる。
相撲と似た感じ。
くわえて「有効」「効果」と細かい攻めを細分化するほど、実力が拮抗する国際試合の中では「ポイント稼ぎ」の「JUDO」に走るようになってしまった、ということだろう。
(追記:あっこっちの理由のほうが大きそう)
ぶっちゃけ私にも「効果」はおまけのアメちゃんみたいな感覚だから、ないほうがスッキリ見やすい気がする(そのわりには6年なくても気づかないほど柔道の試合を観てない)。
柔道のルールは年々少しずつ変わっているらしい。審判団も大変だ。
子どもがいなくてここいらでは試合が成り立たないほどらしいけど、講道館どうすんのかな。
日本ではなくなっちゃうかもね、柔道。
ではでは。