セーサクシンギイインカイ雑感
抹茶です。
きのう県のセーサクシンギイインカイという会議に参加してきまして雑感。
私の住んでるとこは少子高齢化率ワースト1の社会問題先進国(ほこれねーよ)なとこもんで、
「いやマジこのまんまだとヤヴァイよね、国になんとかしてもらおうと思うんじゃなくて民が国に何ができるかを考えていかないとヤヴァイよねー」みたいなお知事のお話でした。
photo by Official U.S. Navy Imagery
以下感じたことざくっと
地域に優秀な若者をとどまらせる政策と世界にはばたき活躍できるグローバルな人材を育てる政策って両立すんのか
→要は地元で学びつつ地元を拠点として海外進出しろってことだと思う。
地域経済・雇用ないととどまんのムリだし、大学費用の地元学生への助成とかあってほしいところ。
シームレスに活躍できる人材にとどまってほしいなら一度外を見てきてもらった方がいいと思う。
戻りたいと思える環境をつくっていくのってどうやればいいんだろう。
農林水産部会のメイントピックがほとんど農業なのね
→農業県のため林業水産業と規模も扱いもダンチなのはわかるけど、農業面への具体的な政策戦略に対してそのほかの漠然とした描写はなんだか寂しいものがあったなあ。
まあ私の担当産業は長い間委員に立つ人がいなかったそうで、この政策審議委員会では委員の発言で予算がつくということをのちほど聞いて、あーじゃあさもありなんって感じ。
要は私の従事している産業はぺーぺーの私が呼ばれるくらい産業として力がないんですよ。悔しいなあ。
出生人口率の4年後目標数値が「現状維持」なんだね
→これは人口流出率高齢化率が猛スピードですすんでるから。エネルギー政策とか他分野の目標数値はだいたい4年後現状よりも上を目指してるのに対しての「現状維持」、という目標は、なんだか鬼気迫るリアリティを実感したなあ(いまさらかよ)
行政の「ユーザーフレンドリーな情報提供」って
→「行政の出す情報は必要なものがわかりにくい」という意見が出て、紙媒体からHPまで頑張ってるのはわかるので大変だなって思うけどその通りだ。
どうしてお役所の出す文章はあんなに読みにくいのだろう。
その場にいられる実力なんかないよーという場に毎度毎度かつぎあげられるのは、行政が「女性の参画」「一次産業への若手の従事」という絵を描くのに都合がいいからだろうなーと理解している。
じぶんが「軽い神輿」と自覚するのは腹立たしいけれどもいまんとこ事実なので仕方がない。
いつか中身がつまりますように。