40分でスッキリできるHulu海外司法ドラマ「SUITS」にハマっております

抹茶です。もういわし雲が出ている。

以前「Kindle paperwhite最高！目にやさしい！(kindle paperwhite買ってみたのでオススメポイントとかまとめますね - nerumae)」とか言ってたのに、タイトルの通り海外ドラマにハマってしまった鶏頭野郎です。iPhoneアプリで昼晩問わず観てるから目が巨神兵みたいにとろけそうだよ！ん目ガァァァァァァ！

Suits - Trailer - S01E01 - YouTube

で、SUITSのあらすじと好きなところ・オススメポイントをザクっとメモしておきますね。
いまもうシーズン4まで出てるらしいので「何をいまさら感」ですが。

ざくっとあらすじ

並外れた記憶力をもち弁護士を志望していた主人公マイク・ロス。出来心で引き受けた大学長の娘の司法試験替え玉受験で退学処分となって以降、替え玉受験などイリーガルなバイトで日銭を稼ぐ毎日。
ある日悪友のトレバーにもちかけられた密売大麻の引き渡しバイトを、マイクは最愛の祖母の病院代2000ドルを稼ぐため引き受ける。しかしそれは警察のおとり捜査で、マイクはとっさの機転で切り抜ける。
その際に紛れ込んでしまった弁護士アソシエイト受験の面接で、マイクはハーバード大卒で自信家、女たらしの敏腕弁護士ハービーにその高い能力を買われる。ハービーはロースクールを出ていないマイクを弁護士アソシエイトとするのが違反行為だと知りつつ、彼をアソシエイトとして雇うことを決める。
かくしてハービーとマイクの秘密を共有したパートナー関係がスタートするのだった…。

オススメポイント

・40分1話完結で空き時間に見やすい
1話目で主要な人物を紹介する都合があるので、1話のラストと2話めは続いていますが、それ以外は基本40分1話完結型。
通勤時間とか空き時間の暇つぶしにちょうどいいボリュームでお手頃です。

・勧善懲悪でスカっとする視聴感
司法ドラマなので、セクハラ社長と解雇された社員、横領した資産運用会社と低所得家族のためにシェルターホームを建設しようとする女性社長、みたいに明確でわかりやすい構図。そして勧善懲悪のスカっとした問題解決。
ハービーとマイクがスマートにかつクレバーに相手をやりこめて、相手が「しまった…！」って負けを認めるとこは気持ちいいっすねー。

・主人公のマイクとハービーがイケメン
一度目にした書類はさらで暗記できる脅威的記憶力のマイク。頭はいいんだけどお人好しでおばあちゃん大好きでとっぽい兄ちゃんなんです。
対照的にハービーはブランドもののスーツを着て「もうダメだと思ってからの146通りの手段があるもんだ」とサラっと言ってのけるクレバーな弁護士。実は世話をみてもらった上司のジェシカ姐さんに義理を立てている熱い一面も。
いい男がいいスーツ着て悩んだり笑ったり打ち負かしたり成長したりする姿はいいものです。

・司法ドラマだけど難しい専門用語は出ないし人間くさい
これがウリでもあるらしくて、司法ドラマだけど法廷のシーンで長セリフ長回し〜なんてバリバリ感はなく、法律事務所で弁護士がどれだけ膨大な判例の資料に頭を悩まされているかとか、プロボノ案件（社会的弱者へ低報酬で弁護するなど、公的福祉を目的とした活動。法律事務所のイメージアップの側面もある）しぶしぶ〜とか、頭がいい人、弁護士も人の子なのね〜って描写がいいです。

・恋愛模様も同時進行でドキドキ
主人公のマイクは最初、悪友トレバーの彼女ジェニーにドキドキしてたわけですが、「親友の彼女にそんなこといけない！」と自分に歯止めをかけてまごまごいるわけですね。アメリカっぽくない！
その後ハービーの法律事務所に入社してパラリーガル（法律事務職員なんですって）のレイチェルにドキドキ、アタックをしかけるマイク。この3人の三角関係もいい感じに甘酸っぱくくんずほぐれつしてイイカンジですわー。
あ、その間にハービーはウエイトレスのお姉さんや元ハーバード同期の敵弁護士とサラっとエッチ楽しんじゃってます。アメリカっぽい！

・ルイスが本当に口くさそう
ハービーとマイクが所属するジェシカ法律事務所には、ハービーとだいたい同地位にいて彼を目の敵にする弁護士ルイスがいます。
こいつがまたイヤな奴で、ハーバード出を鼻にかけるわイヤミったらしいわ仲間を罠にかけるわ口臭そうだわ最高のサブ・ヴィランなんですわ。大体ハービーとマイクにスマートに反撃されて毎回キュウってなってるのでカワイイとこもあります。

911以降のアメリカの空気感が垣間見える
司法ものなので時事問題も盛り込んでます（あんまり海外ドラマみないんだけど皆そんな感じなのかな？）。
移民とかジェンダーとか911以降のアラブ系の人たちの扱われ方とか。
そういえばアイス・バケツ・チャレンジでお馴染みALSの薬害に関わる回もあったな*1。

・「頭がよい」ってどういうことか考えさせられる
弁護士ドラマだけあって登場人物のほとんどが頭がいい設定なんですけど、頭の良さっていろいろあるのよね〜と見てて実感です。
マイクみたいに記憶力はバツグンに良くてもそれを運用する経験値だったり情の切り替えが未熟だったりしてミスや悪友のトラブルに巻き込まれたりする。
逆にハービーは基礎能力を活かす経験があり情と仕事を切り離す潔さもあるけど、視野が狭くなっていて人の機微や経験外から生まれるアイデアに気づかなかったりする（それもテーマのひとつなんでしょうけど）。

あえていうなら

40分という短い尺なので話の展開に後半「おーいちょっとそれ強引じゃないかー」「なんか端折った？」みたいな感もあることを否めませんが、まあしのぎを削る海外ドラマの世界ではこまけーことーは気にすんな！そーれチャカポコチャカポコ〜みたいなノリでしょうか。
回を追うにつれ冷徹でスケコマシなハービーが実はサインボールやレコード収集癖のある子どもっぽい一面も持ってたり、昔のセックスフレンド？肉食仲間の女敏腕弁護士が「これで負けたら引退&他の人と結婚」って決めてた裁判に勝っちゃって「勝ってごめん…」って素直に謝っちゃうところとか、「アメリカにもギャップ萌えって言葉があるのか！」とハスハスしているところです。いいぞもっとやれ！

Huluで吹き替えで観てます。台詞が多く吹き替えで単純作業のときに流してても話の筋がつかめるとこも嬉しい。
DVDレンタルもあると思うので興味もたれた方はぜひー。他のオススメも教えてください。
シーズン4まで見終わったら次はブレイキングバッド観るぞー（kindleはどうした）！

Amazonアソシエイトに参加しています。
[asin:B00A615QA2:detail]