短歌の目第1回 「3月は讃えよこんなにも生きる我を」
3月の題詠短歌10首および投稿作品ご紹介です - はてな題詠「短歌の目」
1.雛
それは雛、それは水彩それは夜 ぼくらをはこぶ舟だよ、ヘレン
2.苺
のんのんと籠の苺をついばんでのんのんときみと海などながむ
3.夕
して寝てして 部屋に満ちたる夕ぐれに君とおののくことももうなく
4.ひとり言
蕗のとうやわいところを摘むように雪にかくれたひとり言摘む
5.揺らぎ
このままでいいの、ほんとにいいのってあなたのうえで揺らぎつづける
6.羊
羊蹄の
7.線
「白線の内側」ってどっちがどっちだっけ、教えて、あしが、ふみだすまえに、
8.バク
バク転で登下校する先輩をみんなどうして好きなんだろう
9.年度末
とりあえずいろんなものを乱暴に終わらせる年度末、好きです
10.信号
明けがたの
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<ルビを振る方法ログ>
<ruby> <rb>【ルビを振りたい漢字】</rb><rp>(</rp> <rt>【漢字にあてたいルビ】</rt> <rp>)</rp></ruby>
で、できましたっ。私は「るびたぐ」で単語登録した。
ルビといえばやたらめったらルビ振ってる俳人、河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)。あんまりやりすぎると「厨二病か!」って感じになるから注意ですね。