近況:知人が生きてた
近況
・転職活動をはじめた
実をいうとこの産業はもうだめです。突然こんなこと言ってごめんね。
・読んでる;NHK短歌「作歌のヒント」
「考える短歌」に比べ経験者向けの内容になっている。
ものの見方、短歌の基本である正岡子規の「写生」的観点から始まり、形式の意味、助詞の有無、リフレイン、オノマトペ、擬人法、口語/文語の意義、本歌取りなど、多岐微細な項目がとても親切。
各要素ごとに古今有名無名歌人の良歌を用いてロジカルに「なぜ良いか」を解説してくれているのも良いです。
それにしても斎藤茂吉は母の歌と蝉論争*1のエピソードですっかり私のなかでパッションじいちゃんになってしまった。
・機会詠と三陸のことについて
前述「作歌のヒント」中で、機会詠のことについて触れていた。この項を読んでいるとき私は夏に訪れた三陸のことを思い出したんだけれども、それはまた別にまとめる。
機会詠はいつか短歌の目でもやってみたい。
・知人が生きてた
前回(近況20150909 - nerumae)書いた連絡のとれない知人の生存を確認した。
といってもその生存確認すらも間接的なのだけど、とりあえずは安堵した。生きていたからここに書けるようなものの、彼のSNSの位置情報が一時県境の山の中を指していたことを考えるとまだぞっとしない。結局そことは真反対の南で見つかったこと、彼が馬鹿ではないことも思い返して撹乱だったのかもしれないとふつふつと腹が立つ。ついでに1ヶ月だれも彼に連絡取れてない状態なのに、明らかに損な団体の長をやっている彼をして「あの人お金払ってないってみんな怒ってる!」ってこの期に及んで金勘定の話をしている同団体所属の友人にも腹が立つ。「こんなに心配なんて恋かも☆」じゃねーよ心配なら家いって水道のメーター見て郵便物みて彼の妻と実家に凸しろバーカ、という類のことを伝えた。LINEで。
山奥に足を入れた時の彼の気持ちは彼だけしか知らないし、今はそれを推し量る気力もない。とりあえずつかれた。
・海の