nerumae

ほぼねるまえに更新してます 読んだ本/聴いた音楽/マラソンみたいに続けていきたいふつうの日記

第2回の短編小説感想でござる

卯野どえす。
第2回のべらっくす短編小説の集いで私がとくに好きだった作品を例によって聞かれてもいないのに挙げさせてもらっちゃうよっ。
完全に私の好みです。


短編小説の集い「のべらっくす」






【第2回】短編小説の集い参加します。タイトル『ホワイト・クリスマス』 - 読書録 本読みの貪欲

読書中さんのいままでの作品の中で一番好きです。
救いのない話なのに全体の情景がとても美しかった。
ラストの、雪が汚らしく汚されたって描写がこの物語全体や主人公の不可逆性なんかを表してるんだろうなと思いました(ちがってたらすみません…)。






すべてかがやけ - さらさら録


人への目線がとても丁寧で、あたたかい作品だな、と好きになりました。
特にここで鼻の奥がじいんときた。

信号を行く人も待つ人もきっと、それぞれの位置で輝く星なんだろう。みんなそれぞれ、輝けばいい。一輝は、走り出したくなるような気持ちだった。

この世には特別な星なんて与えられてない、普通の人たちのほうが多くって、でもそれぞれの持ち位置で輝いてる。うう。私もがんばる。素直にそう思えました。





ーーここから勝俣になりますーー






求めよ、さらば 【第2回】短編小説の集い「のべらっくす」 - 日々我れ

いまだなつきさんは何をどう読まれたらこういうお話がかけるのだろう。「すげー!」と勝俣的感嘆しか言えない自分が嫌になります。
電波男はインナーセルフで、男がほしがる「星のおみやげ」=「彼」、もしくは「彼に彼女がいるという、主人公が受け入れたくなかった現実」なんだろうか。主人公が投げた「星」を、男がもしキャッチできていたとしても物語は同じ結末を迎えて、ループが終わっていたと思う。主人公が自分の鞄のなかの「星に気づいて」「星を手放す」ことのほうが重要だったのかもしれない。でもたぶん作者さんはそんな役割とかまったく与えてないんだろうな、とも思います。読みすすめるごとに不穏で、はらはらしました。





【のべらっくす】星のことば - 冬色の脈

いまださん以上に抽象度が高くて、小説と詩歌、両方の印象をうけました。
ことばということばが属性という重力から自由になって茫漠と浮遊して壁にぶつかって跳ね返ってくる、みたいな。不条理な宇宙のような。
いらん見栄はすぐ見ぬかれるだろうので正直に言いますが、5,6回読ませてもらってるけどまだわからない。
まだわからないけど、「わかりたい」、という蠱惑にとらわれてしまいました。
chemicalXさんも何をどう読まれたらこんな世界が見えるのだろう。勝俣的感嘆。

あとがき

他のかたの感想も楽しみにしていますが、今回はみなさんの好きな作品が結構バラけていてたのもおもしろかったです。
私は今回のテーマ「星」、どの作品も読んでてすごく楽しかったなあ。

あと自分は「暗い/投げっぱなしジャーマン/不穏/茫漠」とした感じの話に惹かれるんだなあと改めて。
どうやったらその世界が見れるんだ。でもそういうのって基本の筆力あってこそなんでしょうね。くうう。




それから id:ao-rui さんの文章全体が、やっぱりすごく好きです。

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