nerumae

ほぼねるまえに更新してます 読んだ本/聴いた音楽/マラソンみたいに続けていきたいふつうの日記

短歌 : 回転体抱く

短歌日記のような

 

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Science Experiment

電熱線とりかえるなよいまaがあっためてんだビーカーの水

 

 

動滑車つかうなタカシお前ならペテルギウスに手が届きそう

 

 

3N斜面を引っぱる苦役など負うほど前世でなにをやったの

 

 

仕事量はアミもニシダも同じだが秒で引ききるニシダいとしき

 

 

酢酸カーミンの優しさが鼻につくくらいつかれてはいる 外のわた雪

 

 

 

オータキが「くせえ」と投げた内履きは勘合札のようなきらめき

 

 

「たったここ、これしか、これでも、できなくて」 出ないシャー芯泣きながら押す

 

 

 

「がんばりますがんばるしかもうないからね」

露点に達し続けている瞳

 

 

 

 

「塾には『やらなくてもいい』って言われて、でも、やりたいんです」回転体抱く

 

 

 

なんどでも見せる回転ドアに似た円柱のかたち

開かれたドア

 

 

 

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惑う星

そういえば惑星が「惑星」とよばれるゆえんを先日聞いた。
地球からみて恒星が位置をほとんど変えずにいるのに対して火星や木星などがあっちにいったりこっちにいったりフラフラ動いている(ように見えた)ことから「惑う星」、「さまよう」「放浪者」の意味を表す「Planet」の名がつけられたそうな。
その話が高校入試まであとちょっとの、今年何度目かの爆弾低気圧によるホワイトアウトで外世界から隔離された、進路やともだち関係でふらふらと不安定な、僕たちにあまりにも似つかわしくてうっとりしてしまった。



  惑う星ぼくらイジェクト放逐されたって冥王星のようなあかるさ


not the impostor

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