生体腎移植のドナーになってきた①
先日、入院して、生体腎移植のドナーになってきた。
左の腎臓を取り出し弟に移植する、という手術。
いま手術を受けてからちょうど10日めで、退院してから3日め。
まだ手術傷の痛みはあるものの、術後すぐのネアンデルタール人みたいな歩き方から、日に日にからだを起こして進化して歩けるようになってきている。
もちろん弟も経過は順調で、医師の先生方はじめ医学のすばらしさと人体の神秘にひざまずかずにはいられない日々だ。
腎臓を提供したということは、これから先、2つあったうちの1つの腎臓だけで生きていくということで、
腎移植手術を行うことになった経緯と、手術したあとのわたしの心身の変化を、風化しないうちにログしていきたいな、と考えた。
拙いながらも記録を残すことで、これから先同じような境遇の人に寄り添うことができれば。
そういうわけで、これからいくつかに分けて書いていこうと思います。