nerumae

ほぼねるまえに更新してます 読んだ本/聴いた音楽/マラソンみたいに続けていきたいふつうの日記

短歌の目第1回 「3月は讃えよこんなにも生きる我を」

http://www.flickr.com/photos/61338164@N02/14567211611
photo by haru__q



3月の題詠短歌10首および投稿作品ご紹介です - はてな題詠「短歌の目」




1.雛

それは雛、それは水彩それは夜 ぼくらをはこぶ舟だよ、ヘレン


2.苺

のんのんと籠の苺をついばんでのんのんときみと海などながむ


3.夕

して寝てして 部屋に満ちたる夕ぐれに君とおののくことももうなく


4.ひとり言

蕗のとうやわいところを摘むように雪にかくれたひとり言摘む


5.揺らぎ

このままでいいの、ほんとにいいのってあなたのうえで揺らぎつづける


6.羊

羊蹄の(−)(マイナス)の目の奥に燃ゆみどりごの夢を知ってはならぬ



7.線

「白線の内側」ってどっちがどっちだっけ、教えて、あしが、ふみだすまえに、


8.バク

バク転で登下校する先輩をみんなどうして好きなんだろう


9.年度末

とりあえずいろんなものを乱暴に終わらせる年度末、好きです


10.信号

明けがたの 蜷色( にないろ )に死ぬ信号機よ、讃えよこんなにも生きる我を




ーーーーーーーーーーーー
<ルビを振る方法ログ>

はてな記法

<ruby> <rb>【ルビを振りたい漢字】</rb><rp>(</rp> <rt>【漢字にあてたいルビ】</rt> <rp>)</rp></ruby>

で、できましたっ。私は「るびたぐ」で単語登録した。

ルビといえばやたらめったらルビ振ってる俳人河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)。あんまりやりすぎると「厨二病か!」って感じになるから注意ですね。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...