近況
救命講習を受けた
来月からちょいと佐渡のほうに金をさらいに行く予定で、そのための救命講習を受けてきた。
心臓マッサージを1分間に100〜120回の速さで30回、ついで10秒間内に人工呼吸を2回、これで1セット。
これを救急隊員が駆けつけるまで繰りかえすというもの。
上半身のみの人形相手とはいえ、心臓マッサージは本気でやると身体から汗がワッとふき出るし、ほんの1,2セットで手首が腱鞘炎みたいに痛くなる。
人工呼吸はなかなか気道確保が難しくて、うまく肺に空気を送りこめない。
高齢化の進む我が県では、道ばたにカジュアルに車に轢かれたタヌキやキツネのほか、山菜採りにいって熱中症でぶっ倒れているジジババが横たわっているので、こういう講習は定期的に受けとこうと思った。嘘。
さすがにまだ道ばたにジジババは横たわっていないし、佐渡に金さらいにも行かない。夏フェスは行く。
あーあとAED!AEDに初めてさわった。
今のAEDはコンパクトだねー。扱いもわかりやすいし。
AEDの電気ショックを流すパッドは粘着力が超強力で、2枚1セットで2セット、合計4枚入っている。
なぜ2セット入っているかというとまあ予備のためもあるのだが、救急隊員いわく、
「男性や外国人など胸毛の濃い人のためもあります」とのこと。
「は?」という顔をしていると、
「胸毛が濃いと電気の流れを阻害してしまいます。なので、まずは1枚目のパッドを胸毛の上に貼りつけ、」
といって闇金ウシジマくんに似て目の据わった固太りの隊員は腕を胸元にもっていき、
「そのあと一気にバリバリッとひっぺがし、胸毛がなくなった上に2枚目のパッドを貼り付けて、電気ショックを流します」
とそこから腕を真横にベリベリッとひっぱった。
この時点でこちらが電気ショックでチビりそうになった。
「相手は意識がないから大丈夫!おもいっきりやっちゃってください」
痛いよ!いやこの痛みでも起きないから心停止なんだろうしじっさいその場面になったら胸毛も表皮もくそもねえってほど緊急事態なんだろうけど!
胸毛イタイよイタイよと震えてるうちは幸せな日常なんだろう。
やっぱり海水浴場でこういう使い方をすることが多いそうで。とりあえず胸毛自慢の男性は胸毛剃っとけ、それか飲んだら泳ぐな、心停止するな、と祈った。
問答無用でバリバリするぞ。
#短歌は似ている
泳二さんのまとめた #短歌は似ている タグ。
いろんな喩えいろんな感じ方があっておもしろい。
この中でいえば、私は短歌は数学の立式に近いと思っている。
それを表すための、最短で、最適な解があると思っている。
ちょっと前までは俳句は写真、短歌は写生、かinstagramかなーと感じてた。
そんな感じです。