卯野が好きになった【第0回】短編小説の集い 作品選
抹茶です。
http://novelcluster.hatenablog.jp/entry/2014/09/25/221229
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さてのりまきぜろすけ(id:zeromoon0)さん主催のこちらの小説のコンペに参加しました。
40作以上もの応募があったということで、とりしきりと選定ほんとにおつかれさまでした。
http://novelcluster.hatenablog.jp/entry/2014/10/09/150426
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今回は id:ronpakuさんに林檎の王冠が。おめでとうございます!
http://ronpoku.hatenablog.jp/entry/2014/09/20/182307
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で、のりまきさんの選定とはまた別に、わたくし卯野が個人的に「これ好きだな」と思った作品とその好きポイントをここに並べます。
完全に私の好み、順は全く関係ないです。
まー(@mah_1225)さんはまあ引出しが多い方だなと思って拝見してるんですけど、この作品の新→チグリスへの世界の切り替えはまあ鮮やかすぎて背中がざわわっと動きました。
ほとんど予備動作なしで(ほんとにりんごだけ)かわった。それでもおいてきぼりにせずに読み進めさせてくれる力がありました。
http://xkxaxkx.hatenablog.com/entry/2014/09/30/180350
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牡蠣八針さんのこの作品も一気に読んじゃったものの一つです。
たしか町田康がお好きというのをどっかで拝読したんですが、みっちり詰まった文体にそのリスペクトを感じつつもオリジナルでした。
あとこの「人がダメになってく系」がやっぱり好きみたい私。ラストのうらさびしさがなんともたまらん。
のりまきさんもシンプルイズベストと評されてますが同意見です。
余計なものをそぎ落として必要最小限の文字数でここまで登場人物の細かな心の揺れを表現することは、多分私にはできないと思う。
お母さんの後ろ姿が印象に残ってます。
http://dokusyotyu.hatenablog.com/entry/2014/09/29/%E3%80%8E%E7%99%BA%E7%86%B1%E3%80%8F%E2%80%95%E2%80%95%E3%80%90%E7%AC%AC%EF%BC%90%E5%9B%9E%E3%80%91%E7%9F%AD%E7%B7%A8%E5%B0%8F%E8%AA%AC%E3%81%AE%E9%9B%86%E3%81%84%E3%80%81%E5%8F%82%E5%8A%A0%E3%81%97
http://dokusyotyu.hatenablog.com/entry/2014/09/29/%E3%80%8E%E7%99%BA%E7%86%B1%E3%80%8F%E2%80%95%E2%80%95%E3%80%90%E7%AC%AC%EF%BC%90%E5%9B%9E%E3%80%91%E7%9F%AD%E7%B7%A8%E5%B0%8F%E8%AA%AC%E3%81%AE%E9%9B%86%E3%81%84%E3%80%81%E5%8F%82%E5%8A%A0%E3%81%97
読書中(id:dokusyotyu)さんのいつも書評ブログ楽しみにしてまして、創作ではどんな世界観なんだろうとわくわくしながら拝読しました。
SFというか「ちょっと・不思議」系なストーリーなんですけど、不思議がこのまま現実になって、すとんと受け入れるのが良かった。
カルキ水( @kalkwater)さんは2作品出されててまーよくアイデア出はりますなあと羨ましく思ってたんですがなんとなく2作目のこの作品が私的にはツボでした。
左手から黄金水ブシャー!のところと「世界の食料危機を救うことになるのはまだ先の話」ってちょっと広がりのある終わり方が好きだった。
短編小説の集いに参加します。 ― 楽園喪失 ― - 心は空気で出来ている
ごくまさん(@mtchac)の作品は世界観がカッチリしててこれはスペースオペラかと。
小説というより脚本というかもう一足飛びで映画にして観てみたい気持ちでした。
連続テレビ小説「くにさん」 - はてなブログを毎日書いていたら10Kg痩せました!
ぺろぺろさん(@peroperopero)のクニさん、ああ本当にこういうやりとりNHKの連続TV小説でありそうだなあと思いました。
他の方も家族とりんごにまつわるあたたかなやりとりの作品を書いてるんですが、ぺろぺろさんのが私に引っかかってるのは、「連続TV小説」と銘打ってるのと台詞のやりとりが多いのとで、ほんのすこし「でも虚構なんだよな」っていううら寂しさを勝手に感じてしまったからです。
あまりに理想的な家族すぎて、幸せなひとこますぎて、ああこの家族の幸せはいつまでも続くんだろうな、続いてほしいな、「でもこの話、虚構なんだよな」って、急にフッて(それはぺろぺろさん意図してないだろうので申し訳ないんだけども)。
以上、長くなりましたがラブコールでした。また次の作品楽しみにしています。
私も書きました。