書きだすことでいくらかラクになる
卯野です。
さいきんまったく短編小説も短歌も思い浮かばなくて、ああ時間に余裕がなかったり実益ばかりを追い求めていたりすると人間想像(創造)力が欠如するものなのだということを身を持って痛感している皐月もおわりの晴れの日です、皆さまいかがおすごしですか。
以前私にはブログにあわせていくつかの人格があるということを書いたのだけども、これがさいきん実生活に意外にいい効果をもたらしている。
ここに書いた人格「偶像(仮)ちゃん」とリアルの自分が乖離しすぎて苦しい、今はチャネリング*1できないということを以前からちらほら書いていた。
実は5月前半の東京行きで求められていたのはこの人格「偶像(仮)」だった。
それまで「うーんうーんつながんないよ〜もうこの役やるのイヤだよ〜東京行きたくないよ〜」とユウウツになってたところにこの人格の話をはてなブログで顔の見えない相手にでもぽろっと吐きだせたことで、過度な否定も肯定もなくさらっと面白がってもらえたことで、なんとなく気分が軽くなったのだ。
それから「偶像(仮)ちゃん」の役割を求めてくる人にはあらかじめ「実は…」と、擬似人格であること、そうしないと書けない演じられないことをたどたどしくながら(感覚的な話なので)伝えられるようになった。
相手側も相対するとギャップにすぐ気づくらしくて、説明後はそれを踏まえた上で接してくれるようになった(以前はムチャぶりが多かった)。めんどくさくてごめんと思いつつもちょっとラクになった。
私には一旦文字にしないと口に出して伝えるのが難しいものがいくつかあるようで、その工程を踏むことで実生活もちょっとラクになるであろうものがまだいくつか胸のうちに残っている。
他のもおいおいと書き出せたらいい。拙いことばでも。
それにしてもこの「偶像(仮)ちゃん」の人格、相当アクが強くて今度はなかなか抜けない。「卯野」にどうやって戻るんだっけ。