チェンソーマン、観察力を磨くなど、面白かった本まとめ
野分の気配。温帯低気圧に変わったとはいえども、
風のにおいにほのかに秋。
のっけからギャンギャン手足頭飛んでるのでウへぇ、と思ったが、なかなかどうしてこのスピード感。
主人公デンジのアホ素直さと力の悪魔「パワーちゃん」のネーミングの安直さ、アホさ。
ハンターハンター並みに紙切れと同じ価値観で主要キャラクタがタヒんでゆく。
11巻で第1部完とのことだが、この正義とか倫理観とか無視した主人公およびストーリー展開がONE PIECEやDr.STONEと同じ誌面にあるかと思うと胸がアツいです。
後半、いろいろあって仲間がみんなタヒんでいって「自分で考えないで人の言うことに従ってたほうがラク」って思考停止しようとするデンジにつけこむマキナ。超怖かった。
図書館でなんとなく借りた本だけど思いがけず興味深く読めた。
著者は指導困難校で長く保健室の先生をやってこられた方で、NLP(神経言語プログラミング)の観点から生徒を観察・はたらきかけることを本著のなかで勧めている。目からウロコのことが多かった。
仕事で使えるかもなと思って他にNLP入門みたいな本もいくつか買ってみた。
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観察力を磨く 名画読解
面白かった。まず最初に名画や写真を見て見つけたこと読者に列挙させてから中見出しのテーマに入っていくスタイルなので、惹きつけられて読みやすい。
人は思い込みによって主観的に世界を見る、ってのがメインで言いたいことかな。
それにしても最近読んで面白い!orおもしろそう!って本はだいたい早川書房だ。
ご縁を感じる。